今月のRe-Entry:キングオブサーフギター、ディック・デイル 

Home / ALL / 今月のRe-Entry:キングオブサーフギター、ディック・デイル 

2012年よりスタートしたThe Surfer’s Journal日本語版の独自企画「Re-Entry」。過去20年にわたる膨大な数の記事の中から厳選したジャーナルを毎号フィーチャーしているのですが、その内容を少しだけこちらでもご紹介。

今号のRe-Entryに登場するのはDick Dale.聞いたことのない名前ですか?彼の名前は聞いたことなくても、彼のあの曲は多分誰もが知っているはず。1994年公開のクエンティン・タランティーノ監督の『パルプフィクション』あのオープニングに使われたホットでスリリングな曲こそが、60年代に一世を風靡したサーフィンサウンドの王様ディック・デイルのもの。

 

 

以下、今号のFrom the Editorより記事内容のご紹介を抜粋。

「今号のリエントリーで取り上げられたのは、このディック・デイルへのインタビュー記事だ。本文が掲載されたのはTSJ創刊10年目の第5号。掲載当時、既にブーム再燃がひと段落はしていたものの、やはりタランティーノとの出会いや映画についても語られていて、なかなか興味深いインタビューになっている。しかし私がもっとも心惹かれたのは、この記事の筆者であるケリー・ポール・アルトマンが、冒頭、ディック・デイルのコンサート風景の今昔を見事な筆致で描いている箇所だ。60年代のコンサート・ホールと90年代のそれとのコントラスト。そこに集まる聴衆の姿、彼らの出で立ちや口調、飲んでいる酒にまでも言及し丁寧にその場の空気感を描写することで、カリフォルニアのサーフ・カルチャーが産声を上げた当時と、そのカルチャーが成熟した現代とを見事に対比して見せる。しかしそこに確かに存在しているのは、今も昔も変わらぬ頑固に自らの哲学と音楽を貫き通すディック・デイルの強靱な孤高のサウンド。私はこの筆者のレトリックに、まるで彼が、TSJのスタンスと呼応するかのように、これこそがホンモノのサーフ・カルチャーさ・・・とでも叫んでいるような、そんな嬉しいこだわりを感じてしまうのだった。」

お問い合わせ

ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 へお問い合わせいただきありがとうございます。

Start typing and press Enter to search